住宅の骨格12 「2018 豊見城の住宅」

自然環境から、建築を考える

沖縄の厳しい自然環境を考えた建築をつくりたいと、計画以前から思っていた。
その形態は、強い陽射しに対して、むき出しの建築ではないと・・・。
沖縄の人たちは海に入る時、肌を焼かないよう長袖のシャツを着て、つばの大きな帽子をかぶる。
その考えを、建築にできないだろうか。

建物の外側に、もう一つの外皮を設けること・・・。
そこから、内側の建築は、沖縄の自然、沖縄の暮らしを楽しみながら、
住環境をつくれるのではと・・・。

「自然環境」から考えた住宅の骨格である。