東京・小平のアトリエ

女性陶芸家と高齢のお母さん、ふたり住まいのアトリエ付き住宅。高齢のお母さんの介助と陶芸家として自分らしい生活と作陶ための住宅。アトリエ、住居が玄関で振り分けられている。その外観は、玄関を挟み、家形の箱が仲良く向き合う。この暮らしを支え包む、建築の骨格を探し与えた。それは木造在来工法、木割りによる均等で単純な平面と柱、梁、小屋組による力強い構成を連続させた骨格である。生活の中で、建物の骨格を意識できることは、建築の存在を感じることだと思う。その存在が生活における「豊かさ」となり、住宅建築のつくり方の一つではないかと考えている。

小平のアトリエ 住宅の骨格 https://satosigenori.com/project/362

 

所在地東京都小平市
主要用途住宅+アトリエ
敷地面積167.81㎡
建築面積91.95㎡
延床面積135.35㎡ (40.9坪)
構造木造在来工法
規模地上2階
竣工2004年6月
施工クリエイトA
家具工事A CRAFT