6車線の広い県道、温暖でミカン畑をもった広い実家、そして、林業が盛んな静岡。それぞれの環境を結びつける文脈が見つからない。この場所に、のびのびと暮らしができる形を探した。
結果として、道路側にたっぷりと緑のスペースをつくり、建物を奥に寄せ、防火に注意しながら、県産材をふんだんに使ったシンプルな家形で、トンネル住宅をつくり、実家とつなげた。内部は、プランの中心に、4本柱を配置することで、構造的にも、部屋がスムーズにつながった。動線がその柱に絡み、奥行きのある多様なシーンが生まれた住宅。
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